前橋まちなか博物館

祭り着屋

マメゼン

マメゼンの創業は江戸末期に遡る。新潟より前橋に渡ってきた初代が現在の南町界隈で糸屋を始めたのが始祖。マメゼンでは時代時代に合わせた商売の展開が特徴であり、初代から糸商とともに煮豆など豆屋を始めており、現在の屋号である「マメゼン」は二代目善八がやっている豆屋「豆屋の善八」、から豆善・・・マメゼンとなっている。そして戦前～戦中頃からはこぎれ、和・洋着物を扱い、今のつま先から頭の先まで揃う「祭り用品」を取り扱ったのは、現在５代目の岸さんになってからである。

営業時間	9：00 ～ 18：00
定休日	水曜日
住所	前橋市千代田町3-9-7
電話	027-231-6751
URL	http://www.benten-marche.com/shop-mamezen.html

お宝	立川町青年会の旗交換札コレクション

お宝-その1

立川町青年会の旗

千代田町三丁目界隈が立川町と呼ばれていた頃の青年会の旗。納涼祭、会議時にポールに立てる等して活用した。戦後まもなくのもの。

お宝-その２

交換札コレクション

交換札の会員同士で名刺のように交換し、その贅を尽くした絵柄、デザインを楽しむ粋と洒落のコレクション。版画で刷られており、非常に細かい線が特徴。色つき。交換札の文化は江戸時代、寛政 11 年（ 1798 年）に江戸・京橋で日本最古の交換会が行われている。当世の交換札は「広重」をはじめ著名な浮世絵師によって描かれており、瀟洒に過ぎるとして幕府より禁止されている。現在では版画の彫し師が殆ど居らず、コレクションにあるような版画刷りの交換札を作るのは非常に困難であり、貴重なコレクションである。