昭和４０年ごろのもの。皮革高級草履、ハンドバック取扱大手の「金鷲本舗（東京・浅草）」の特約店を表す看板。看板自体は草履の材料としても使われるコルクの木の外皮を用いた珍しい風合いの看板。立派な金文字が格を匂わせる。

木地に模様を彫刻した下駄に直接黒漆を塗り、その上に朱、青、黄など色漆を塗り重ねて磨き仕上げる、いわゆる「鎌倉彫り」によって仕上げられた下駄。一品一品職人による贅沢な仕上げである。

下駄の後ろ（踵の部分）に押す刻印。取り扱っている商品の中で特に上質なものに刻印がされる。